本品の銀工房はTetard Freresとなりフランスのパリにて1903年から1940年頃まで活躍した工房です。アカンサスの葉の装飾が施された作品でシルバー950に金鍍金が被せられております。ナイフのブレードはステンレス製となります。フォークのブレードとナイフのハンドルネック部に希少なマーキュリー刻印とTetard Freres銀工房の刻印が刻まれております。(マーキュリー刻印とはファーストミネルヴァと同様シルバー純度95%を表すもので、ファーストミネルヴァ=国内、マーキュリー刻印=輸出用と分けるために使用された刻印でファーストミネルヴァに対し圧倒的に数の少ないものとなります)【ミネルヴァマークについて】ミネルヴァマークにはシルバー純度95%(シルバー950)を表すファーストミネルヴァとシルバー純度80%(シルバー800)を表すセカンドミネルヴァがございます。どちらのマークもフランスの1838年以降から1973年まで使用され、ファーストミネルヴァは八角形に横を向く兵士と「1」の数字、セカンドミネルヴァは樽型に横を向く兵士と「2」の数字が特徴です。1973年以降はシルバー純度が92.5%(スターリングシルバー)となり、「1」のマークからアルファベットに変更されました。その為、シルバー純度95%のファーストミネルヴァは現在残されたお品のみとなります。同じように材質を表す刻印にミネルヴァマークではなくイノシシ頭の刻印が使われている場合もございます。イノシシ頭の刻印は主に小さな銀器類に使用されており材質はシルバー950からシルバー800までを表しております。【サイズ・重量】モーニングナイフ・全長 14.7センチ・重量 398グラム(1本あたり26グラム後)モーニングフォーク・全長 14.7センチ・重量 313グラム(1本あたり26グラム後)ケースサイズ 55センチ×22センチ×3.5センチ【コンディション】経年による微かなスレ傷とステンレスのブレードに極わずかですが黒い変色はございますが未使用のまま保管されていた美品となります。金鍍金も保持しておりますが厚みが薄く磨く事で色落ちするかと思いますので磨きはせず現状のまま出品しております。ケースは収まりが不安定で傷みがございますのでおまけ程度とお考えください。
商品の情報
カテゴリー | インテリア・住まい・小物 > キッチン/食器 > 食器 |
商品の状態 | 目立った傷や汚れなし |